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当番医

今日(5月26日)は当院が当番医でした。

インフルエンザや感染性胃腸炎が流行する冬場だと、よく野戦病院に例えられるような状況になってしまうことがしばしばですが、今回は比較的余裕をもって診察を行う事が出来ました。

ただ、今回いつもと違うのは、いまだにインフルエンザが流行しているところがある事です。

先日も神奈川県川崎市で今季3度目のインフルエンザの流行期に入った事が発表されています。

全国的にはB型が流行しているようですが、今日診察させて頂いた方の中にインフルエンザA型が陽性だった方がいました。

今日はあちこちで真夏日が観測されているというのに、インフルエンザが流行するとは、いったい何が原因なのでしょうか?

 

 

インフルエンザといえば、先日興味深い発表がありました。

インフルエンザ時の高熱を維持するか、下げるべきかはこれまで曖昧でした。

今回東北大学の研究グループから、患者にとってどちらが有用か、科学的に検証された結果が報告されたのです。

報告によると、安全性の確立されている解熱剤であるアセトアミノフェンなどを活用して平熱に維持した方が、細胞傷害性(=身体に対する悪影響)を回避できるとの事です。

特に子供や高齢者等は高熱によって身体に悪影響が出やすいため、積極的に解熱した方がよさそうです。